12月9日(火)、学校薬剤師の川﨑雅子先生をお招きし、全校生徒を対象とした「薬物乱用防止教室」をオンライン(3年1組教室から)で実施しました。
今回の講演のテーマは「自分が選ぶ “生き方と健康” ~必要な薬と危険な薬物~」です。
前半は、私たちが普段病院で処方されたり、薬局で購入したりする「医薬品」の正しい使い方について学びました。「自然治癒力を助ける」という薬の本来の役割や、水でのむこと、用法・用量を守ることの大切さを再確認しました。
後半は、近年若年層でも問題となっている「オーバードーズ(市販薬の過剰摂取)」や「大麻」などの違法薬物についてお話しいただきました。 特に、悩みやストレス、SNS上の誤った情報がきっかけで薬物に手を出してしまうケースがあることや、一度でも手を出すと脳や身体に取り返しのつかないダメージを与える恐れがあることを、データや事例を交えて詳しく解説していただきました。
川﨑先生からは、「自由には責任が伴う。自分の未来と健康を守るために、正しい知識を持って判断してほしい」という力強いメッセージをいただきました。 生徒たちにとって、誘われた時の断り方や、自分自身を大切にすることの意味を深く考える貴重な時間となりました。



