「生成AI技術を活用したシステム開発体験講座」の第2回が開催されました。 今回のテーマは、いよいよ実践編となる「AIを使ってアプリを作る」です。
今回の講座でキーワードとなったのは、「MVP(Minimum Viable Product)」という考え方です。 これは「実用最小限の製品」を意味し、最初から完璧を目指すのではなく、「まずは動くものを作って遊んでみる」ことを大切にする開発手法です。
スライドに示された以下の3つの指針をもとに、生徒たちは開発に取り組みました。
アイデアを形に 頭の中にあるイメージを、実際にGoogle Workspace上で動くアプリとして具現化することに挑戦しました。生成AIのサポートを受けることで、専門的なコードをゼロから書くのではなく、アイデアをどう実現するかに集中することができました。
まずはシンプルに 高機能なものを目指して手が止まってしまうよりも、最低限の機能だけでまず「完成させる」ことを目指しました。
楽しむことが大事 「プログラミングは魔法です」という言葉が印象的でした。完璧でなくてもいい、自分の考えたものが画面の中で動き出す、その「形になる過程」そのものを楽しむ時間となりました。
AIと対話しながら、自分のアイデアが少しずつアプリとして形になっていく様子に、参加した生徒たちは驚きと楽しさを感じていたようです。「難しそう」というイメージから、「自分でも作れる!」という自信へと変わっていく姿が見られました。